
どーも。堀内です。
直訳して、リーダーになれ!というタイトルなんですが、役職や役割の話ではないことを最初に言っておきます。プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジメントはできる人が行う役割で、能力の高い低いじゃないですよ、という話は以前にしています。
今回のLeaderにこめる思いは、人を導く人というのもありますし、PJTを導く人、業界を導く人、人に教えられる人、様々な要素があると考えています。文字通り、リーダーのポジションにつくのを目指す人がいてもいいと思っていますし、自分の得意分野でリーダーになる(先頭を歩ける)みたいなこともあっていいなと思っています。
プロジェクトにおいて、弊社では様々な分担が発生します。最終的にPMやディレクターが取りまとめることはありますが、一定以上仕事ができるメンバーには、設計も行ってもらいます。社歴などはあまり関係なく、半年から1年くらいの中で、一度は携われることになると思います。
もちろん、規模は能力や経験によって変えます。全体の設計は経験がある人でないと難しいですし、一部の設計だったとしても難易度があると思っています。
今回の「リーダーになれ」には、任された担当分野においてリーダーになってほしい、という思いがあります。そのプロジェクトのこの分野においては、自分が一番知っていて、一番考え抜いている状態を目指してほしいと思っています。
前提の知識のさはもちろんあります。経験や能力の差はありますし、分野における前知識があると思っています。しかし、その差を周りの人や有識者に聞いたり、自分で調べたりして序盤に埋めて、そのプロジェクトにおいて、自分が最適であるといえる状況を作ってほしいと考えています。
先導する人(リーダー)は相手の半歩先を行くのが良いと考えています。
各担当分野で全員が他のメンバーの半歩先、一歩先を歩めている場合が理想的なんじゃないかと考えます。人に説明できる状態、自分の考えを持った状態で、PMやステークホルダーに説明ができる状態になりたい。総合的な判断は、全体を見ている人間がするべきだと思いますが、その判断に必要な材料を適切に出せる状態にいることが大事です。
PMがすべてを知っている、のではなく各リーダーが詳細を知っていて、PMは情報を得て総合的に判断をする、そんなチームが強いのではないでしょうか?
そのためには、他の領域に対しても共有されている情報はしっかりとおさえつつ、自分の領域に対して責任を持つことができると良いなと思います。きっとその方が仕事が充実しますし、やる気モデルと思います。自分は一部のパーツ、ではなく、自分がいないと始まらないって考えで良いんです。責任を持ちすぎて、思い詰めてしまっては困りますが、胸を張って自分がやった!と言えるものを増やしていきましょう。
他の人の方が詳しいから、などと自信を持たないのではなく、自分が自身を持てるほど頑張った結果、他に詳しい人がいるのは全然OKです。少なくともそのPJTで一番になればよいのです。技術や知識は、世界を見たら上には上がいます。それは絶対です。
しかし、一緒に働いているメンバーの中で一番はあなたです。お互いを尊重し、各所のNo.1同士で仕事をしましょう。その領域を引張るリーダーになってください。
主役をはれるリーダー達が揃ったアベンジャーズみたいな感じになることを期待しています。
ではまた。
2025.04.24 堀内文雄(自信は作るものなので、積み上げていきましょう)